歯周病治療

歯周病の進行について

歯周病の進行について

歯に汚れがつくと歯茎に炎症が起き、やがて歯を支える骨が溶けはじめます。これが歯周病です。
怖いのはかなり悪くならないと自覚症状がないことで、気づいたときにはまとめて3本の奥歯が一気にグラグラするなど、手遅れの状態で見つかることがしばしばあります。30代、40代と年齢を重ねるごとに虫歯より歯周病にかかる人が増えているというデータがあり、40代以降では抜歯の原因の第1位に挙げられています。

歯周病治療で大切なこと

歯周病治療で最も大切なのは、患者さんご自身のモチベーションです。もちろん定期的に来ていただいて検査やお掃除は致しますが、歯周病の改善は毎日の歯みがきにかかっているからです。
「歯を失くしたくない」「自分の歯で最後までおいしいものを食べたい」「歯がなくなると恥ずかしい」など何でも構いませんので、モチベーションを強く持って毎日の歯みがきをしっかり行うことが歯周病改善の一番の近道です。私たちはそれを二人三脚でサポートさせていただきます。

歯周病の症状

歯周病の症状

歯周病の最初の症状としては歯茎の出血が考えられます。ただし、歯みがきの力のかけ方は人によって違いますし、中にはかなり進行していても、喫煙や飲酒の習慣によって、 出血しにくくなっている方もいらっしゃいます。つまり、出血していないから歯周病ではないということではないので、やはり歯周病を防ぐには定期的な歯科検診が欠かせません。
さらに進行すると、痛みが出ますが、歯周病で痛みを感じるのはかなり重症化していた状態で、治すのにかなりの努力が必要になります。

歯周病を放置してしまうリスクについて

歯周病と糖尿病の相関性はすでにさまざまなデータで立証されています。また、心筋梗塞や妊娠時の低体重児出産・早期出産のリスクが高まることもわかってきています。歯周病は、全身に影響を及ぼす怖い病気なのです。

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